巡回がん検診などで市民の健康を支える総合検診車が、公益財団法人JKAの補助を受け、 令和5年3月31日、14年ぶりに更新されました。

胃部と胸部併用の検診車で、データはすべてデジタル化。FPD(フラットパネルディテクタ)による画像も鮮明で、処理のスピード化やデータ検索などができます。

競輪(オートレース)補助事業完了のお知らせ

整理番号 2022P-079
補助事業名 2022年度 検診車の整備 補助事業
補助事業者名 一般社団法人弘前市医師会

1 補助事業の概要
 (1)事業の目的
  ①住民健診(対策型検診等)においては受診率の向上。
  ②事業所健診等においては職員の健康管理。
   上記2つとも、健診を受診することによる病気の早期発見・早期治療並びに生活習慣の見直しによる健康増進を目的としています。

 (2)実施内容
  〇 総合(胃部・胸部)検診車

総合(胃部・胸部)検診車側面

  〇 車載機器等

胸部撮影装置
操作卓
操作卓
胃部Ⅹ線検査の様子(後面)

2 予想される事業実施効果
  住民健診では、郡部において高齢化・過疎化が進み、健(検)診の受診機会に恵まれ
 ていません。また、事業所は慢性的な人材不足にあり、直接健診センターに行って検診
 を受診させることが難しい状況にあります。そのため、健(検)診機会を逃し、病気が
 進行してから発見されることが少なくありません。
 検診車で出向くことによって、受診機会を確保し、病気の早期発見・早期治療につな
 げ、高齢者及び働き盛りの幅広い年代において、健康寿命を延ばすことが期待できます。


3 補助事業に係る成果物
  弘前市医師会報 第57巻第3号(通巻403号)5・6月号